砂漠 ―SABAKU― 鎖縛






たとえ   泣いてもわめいても
髪を振り乱して叫んでも
みんな知らないフリをするんだ


たとえ   ひとりぼっちになったって
自分自身が鎖につながれたって
みんな「仕方がない」って思ってるんだ



SABAKU―――ここは砂の王国
歩けど歩けど   同じ風景で
待てど暮らせど   抜け出せない
口を突いた恐怖の声も
ただ   白い世界に吸いこまれていくだけ


SABAKU―――これは戒めの鎖
もがけどもがけど   鎖はくいこみ
待てど暮らせど   助けはこない
ふりしぼった懇願の声も
ただ   青い空に響いていくだけ



・・・タスケテ、タスケテ、ワタシヲ タスケテ!

・・・タスケテ、タスケテ、ボクヲ タスケテ!


・・・あなたに悲鳴は   聞こえていますか・・・



背景素材;Studio Blue Moon



解説



「掛詞」に夢中になっていたときに作った詩です。
他にもいくつか「掛詞」の詩がストックしてあります。


まあ、重いテーマですが、こういうことは結構現実にあるものです。
「自分は自分   ひとはひと」ですが、
たまには周りをみまわしてみてもいいのではないでしょうか。

うん、普段から心がけている人はスバラシイ。

わたくしは器量の狭い人間ですので、ね?(苦笑)
もっと人のためになるよーなことを、たくさんしなければ・・・!!


なぁんてことを口では言ってますが・・・(w


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